【映画・ネタバレ注意】TENNET 感想

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パンフレット買っちゃいました!笑

こんにちはKENBOです。今回は映画館にてTENNET(テネット)鑑賞してきたので、感想を書いていきたいと思います。ネタバレも含まれている可能性あるので、注意してみていただけるとありがたいです。

TENNET 感想:クリストファー・ノーランへの個人的な考え

KENBOはクリストファー・ノーラン監督の作品は「メメント」、「ダークナイト」三部作、「インセプション」、「インターステラー」、「プレステージ」、「ダンケルふク」を過去観ました。

私の印象としては自分のやりたいことを全力で真摯にやっている監督というイメージです。「俺が考えた〇〇」というようなダークナイトやインターステラー、自分の考えた仕組みや理論をやりきるメメントやインセプション、ジャンルものであるプレステージやダンケルクなどやりたいことが明確だという印象です。

それにしっかり伏線を張ったストーリーやメッセージをしっかり高いレベルで込めている作品だと思います。

ノーランの過去作はU-NEXTでチェック可能です。

TENNET 感想:今回のテネット

クリストファー・ノーランは以前にもインターステラーやメメント、(みようによっては)インセプションで時間を扱った作品というのを展開しております。今回はその集大成ともいえる作品です。

感想としてはその世界観や複雑に起こる事象にめちゃくちゃ引き込まれました!しかも単にタイムトラベルではなく、時間を逆行していく様は題材としても映像としても非常に新鮮であり、面白かったです。その一方で内容としては複雑であり、今回の作品は一回観ただけでは中々理解できませんでした。

今は一回目観賞後でして、できればもう一回観にいこうと思ってます。ですので、もしかしたらここに書いてあることは変わるかもしれません。

★あらすじは以下の通り。

未来では時間を逆行できる機械が開発され、人や物が過去へ移動できるようになっている。その中で未来から「アルゴリズム」と呼ばれる機械が現在に送られており、それを組み立てると全てのものが時間を逆行し、世界が破滅する。それを防ぐため特殊部隊に所属していた名もなき男にミッションが与えられる。

TENNET 感想:ノーラン×スパイ×時間

ノーラン×タイムトラベルときたら伏線が貼られまくる話かなと思ったが、やはりそうでした。伏線が回収されていく様は面白いですよね。時間を扱う映画の醍醐味です。また時間を逆行している人と時間を順行している人が戦うシーン等があるのですが、動きも気持ち悪面白い(褒めてます)です。その一方で、先程言った通りアクションシーンとしては何が起こっているかはわかりにくいです。とくに最後の時間挟撃作戦は、青と赤で色分けしてもらっているとはいえ、何が起こっているのかを理解するのはかなり難しかったです。また逆行しているとこに注目してしまうため、画面でどこで何が起きているかは掴み切れてないで終わった感がありました。笑

ニールとの最後の少しほろ苦い別れが良い。というかロバート・パティンソンさんが良いです。個人的にパティンソンさんお久しぶりに拝見したのですが、飄々としている一方で、訳あり顔な感じが非常に良い味が出ていました。ニールはどれだけの時間を彼は遡ってきたのでしょうか。また、今後会うニールとはどんな風に関係性をきづいていくのか、非常に面白いと感じました。

今回の映画はパンフレットのクリストファーノーランのインタビューに「時間の概念がこの映画のコンセプトであり、それをスパイ映画というジャンルに取り込みたかった」という旨の記載がありましたが、やっぱりこの時間の概念を楽しめるのかどうかというのがこの映画を面白いと思えるかどうかであると思います。そして、そこの要素を抜くと意外にも結構王道な王道なスパイ映画であると感じることができます。(要素を抜いて考えるは難しいですが笑)

ちょっと思ったのが、スパイ映画の敵役としては行動の動機があまりよくわかりませんでしたが、彼の性格や成り立ちからもある程度考えれるのでOKと私は思うことにしました。

TENNET 感想:総評としてはオススメです!

結論、オススメです!タイムトラベルものって面白いですよね。それをクリストファー・ノーランが全力でやってくれました。タイムトラベル×スパイでいうとライアン・ジョンソンの「LOOPER/ルーパー」とかもそのジャンルなのかなと思います。ですが、単にタイムトラベルではなく逆行、というのが映像に新鮮身を与えてくれます。タイムトラベルものが好きな方、スパイ映画ファンには特にオススメです。

ノーラン過去映画を観るならU-NEXTがオススメです。

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